厚生労働大臣の定める掲示事項

1.当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

2.入院基本料について

当院では、1日の入院患者数に対する看護職員を以下の通り配置し、交代で24時間看護を行っています。 なお、病棟・時間帯・休日などで看護職員の配置が異なります。実際の配置につきましては、院内に詳細を掲示しておりますのでご参照下さい。

一般病棟・・入院患者7人に対して看護職員1人以上
HCU・・入院患者4人に対して看護職員1人以上
地域包括ケア病棟・・入院患者13人に対して看護職員1人以上

3.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意志決定支援及び身体的拘束最小化の基準について

当院は、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者様に関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。 また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意志決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしております。

4.DPC対象病院について

当院は、入院医療費の算定にあたり、平成21年1月より、包括評価と出来高評価を組み合わせて算定する『DPC対象病院』となっております。

※医療機関別係数 1.4793

≪ 基礎係数 1.0451 + 機能評価係数Ⅰ0.3566 + 機能評価係数Ⅱ 0.0685 + 救急補正係数 0.0173 ≫

5.明細書発行体制について

医療の透明化や患者様への情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しております。 また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しております。

明細書には、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるもので、その点をご理解いただき、 ご家族が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。

6.当院は、近畿厚生局に下記の届出を行っております。

  1. 当院は、入院時食事療養費(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)適温で提供しております。
  2. 基本診療料・特掲診療料の施設基準等に係る届出

別添の「施設基準一覧」を参照ください。

7.厚生労働省が定める手術≪医科点数表第2章第10部手術通則第5号及び第6号に掲げる手術≫の施設基準に係る実績について(令和6年1月~12月)

別添の「施設基準 手術通則第5号、第6号実績」を参照ください。

8.保険外負担に関する事項について

  1. 特別療養環境の提供
    別添の「室料差額一覧」を参照ください。
  2. 診断書・証明書及び保険外負担係る費用
    別添の 「保険外負担一覧表」  「書類代金一覧表」 「おむつ代一覧表」 を参照ください。
  3. 入院期間が180日を超える場合の費用
    入院医療の必要の低い患者様が長期間にわたり入院された場合に、入院基本料の一部が医療制度上、保険外併用療養費の扱いとなります。 当院では、入院期間が180日を超える患者様には、患者の同意を得たうえで、1日につき2,532円(急性期一般入院料1の15%)を自己負担していただくことになります。
  4. 長期収載品について
    患者様の希望で長期収載品(同じ効果を持つ後発医薬品が販売されている先発医薬品)を選んだ場合は、 選定療養費として薬価の差額4分の1に相当する金額を自己負担していただくことになります。(医師が医療上の必要性があると判断した場合や、供給状況により後発医薬品の提供が困難な場合などは、選定療養の対象外となります。)

9.後発医薬品(ジェネリック医薬品)・一般名処方加算について

当院は、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しております。 また 、医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。 状況によっては、患者様へ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。 ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。

10.医療情報取得加算に係る院内掲示

当院は、「マイナンバーカード」を使ったオンライン資格確認の運用を行っており、 保険証の変りにマイナンバーカードで保険の資格をスムーズに行えます。 受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他の必要な診療情報を取得、活用して、 質の高い医療の提供に努めていますので、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。

11.禁煙外来(ニコチン依存症管理料)に係る院内掲示

当院は、ニコチン依存症管理料の届出を行っており、禁煙の為の治療的サポートをする禁煙外来を行っています。

12.がん性疼痛緩和指導管理料に係る院内掲示

当院は、がん性疼痛の症状緩和を目的とした神経ブロックをがん患者に提供できる体制を整備しております。

13.外来腫瘍化学療法診療料に係る院内掲示

当院は、本診療料を算定している患者様から電話等による緊急の相談等に 24 時間対応できる連絡体制を設けています。
急変時等の緊急時には、各専門領域との迅速な連携によるチーム医療での対応を行っており、実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性についても委員会で評価、承認を実施しています。

14.入退院支援(入退院支援加算、入院時支援加算)に係る院内掲示

当院は、少しでも安心して退院していただけるよう、病棟担当の医療相談員(医療ソーシャルワーカー)や退院支援看護師を配置しております。 退院後の生活に不安がある場合はご相談ください。入院時から退院後の生活について様々な職種が一緒に支援させていただきます。
各病棟に掲示しておりますのでご覧下さい。

15.患者様の相談窓口(患者サポート体制充実加算)に係る院内掲示

当院は、患者様やご家族の皆様がご安心して適切な医療を受けていただくために、ご意見を傾聴し、病院としてより適切な対応をさせていただきます。 例えば下記のような相談の時に、お声掛け下さい。

①治療に関する相談
②医療安全に関する相談
③お薬に関する相談
④食事に関する相談など・・・

※上記以外の内容でも構いません。
1階総合案内までお気軽にご相談ください。
受付時間  平日 9:00~16:00

16.療養・就労両立支援指導料 相談体制充実加算について

当院は、就労を含むがん患者さんの療養環境の調整に係る相談窓口として、がん相談支援センターを設置しております。 ご相談は、患者様、ご家族様等どなたでも可能です。 また相談されたことにより不利益を受ける事はなく、プライバシーの保護を遵守します。

17.病院職員の負担の軽減及び処遇の改善に関する事項

当院は、下記項目を含めた病院職員の負担の軽減及び処遇の改善に向けたさまざまな取り組みを実施しております。

別添の「病院職員の負担軽減計画」を参照ください。

18.その他

◆医療安全対策の取り組み
当院は、安全な医療を提供するために、医科歯科共に、医療安全管理者等が医療安全管理委員会と連携し、 より実効性のある医療安全対策の実施や職員研修を計画的に実施しています。
◆当院の院内感染対策の取り組み
当院は、感染制御のチームを設置し、医科歯科共に、院内感染状況の把握、抗菌薬の適正使用、職員の感染防止等を行い、 院内感染対策を行っています。院外でも、地域の高齢者施設・病院・診療所への感染防止対策の知識向上のための活動を行っています。