外来ミニ講座(コラム)
「インスリン」とは?

2026.01.07

◇インスリンとは?

 インスリンは膵臓のβ細胞から分泌されるホルモンで、血液中のブドウ糖を筋肉や脂肪、肝臓の細胞に取り込ませる働きを持ちます。血糖を下げるホルモンはインスリンしかありません

◇インスリンの種類

 インスリン製剤にはさまざまな種類があり、うまく使い分けることで血糖値の安定を目指すことができます。

 上記のインスリンは毎日打たないといけないですが、2025年に世界初となる週1回投与の基礎インスリン注射が発売されました。

 高齢者や要介護の患者さんは、日々の自己注射が負担となり、インスリン注射が困難な場合も少なくありません。治療の選択肢が広がることで、血糖コントロールを安定させ、合併症のリスクを軽減する可能性もあると考えます。

 ただし、遷延性低血糖のリスクがあるため、既存のインスリン注射と同様に低血糖症状には注意が必要です。

 週1回のインスリンは、特に在宅医療においてメリットが大きいと考えられます。