耳鼻咽喉科からの耳よりな話
「マイ補聴器ができるまで」の話 

2026.01.20

 

 補聴器を使い始めたばかりの頃、「うるさくて不快だ」、「思ったほど聞き取れない」と感じ、使わなくなってしまう方がいらっしゃいます。

 これは、聞こえにくい状態に慣れていた耳や脳が、適切な音量にすぐ順応できないためです。

 そのため補聴器は、最初から目標の音量にせず、「少しだけうるさい」と感じる程度から使い始めます。耳と脳を慣らしながら、調整を重ねて理想の聞こえに近づけていくことが大切です。

 脳を早く順応させるには、朝起きてから夜寝るまで補聴器を常用することが大切です。特に会話の場面で積極的に使いましょう。

 難聴があっても脳は何歳になっても変えることができます。特に最初の1~2週間は非常に重要な期間で、マイ補聴器ができるまでは3か月程度かかります。